保育園の年長組は、運動会で鼓隊をするのが恒例です。
月末の本番に向けて、次男も毎日頑張って練習している様子。
何の曲で演奏するのかな? と訊いてみたら、
「まず、きいきいバナナ!」
…謎の答えが返ってきました。
「お母さんわからないから、もっと教えて?」
「きいきいバナナ、アイスクリーム、そんでホットケーキで」
…ますます迷宮入り。
「あのね、こうだよ! “きぃ、きぃ、バ・ナ・ナ”!」
リズムよく腕を振る次男を見て、ようやくわかりました!
“タン、タン、タンタンタン”のリズムに合わせて、“きぃ、きぃ、バ・ナ・ナ”と覚えているんです。
“タン、タタンタン”が“ホッ、トケーキ”というように、先生がわかりやすく教えているんですね。
図で描くと、こう。
次男は、曲名ではなく、リズムの説明をしてくれていたんです。
きいきいバナナ、きいきいバナナ、ホットケーキ、はれあめあめあめ…と、おそらくは順番通りにきっちり、腕を振ります。
保育園児になじみのあるものだけで、しっかりリズムを教え込む先生が、天才的だと思いました。
親にはその発想はなかったな…。
保育士さんって、すごい!
――結局、演奏曲が何なのかはわからずじまいだったので、そちらは本番の楽しみにしておきます(笑)。