こちら、実は2度ほど、本屋さんで立ち読みをしています。
3度目に、やっぱりゆっくり読みたくなって、買いました。
離婚したいわけではないけれど
私は一度、離婚しています。
今の旦那さんは、縁あって再婚した、大事な家族ですので。
でも、読んでいて「旦那さんに怒られるのが怖くて、機嫌を損ねないように」というのは、心が痛かったです。
私も、旦那さんとはうまく会話ができません。
世間話はできるのですが、意見が違ったときに、怒られるのがすごく怖いので、結婚後は、掘り下げた話ができずにいます。
これ、実家の両親に対しての気持ちと似ていますね…とにかく、怒られるのが怖い。特に大声が怖い。
人間ですから、どんなに穏やかな親だって夫だって妻だって、感情的になることはありますよね。でも、それが怖いんです。
毎日じゃなくても、たまにでも怖い。
そしてもうひとつ。思わずうなずいてしまったのが
「最低な夫の最低なところに惹かれた」
ああ~! って。合点がいきましたよ。
確かに、私は、旦那さんに不満はありました。
何も話してくれない。大事なことは自分ひとりで決めてしまって、私には事後報告。何か頼んでもマイペースで、なかなかやってくれない。
でもこれって、私がすごくうらやましかった部分の裏面なんだと、気がつきました。
私は、出かけるたびに行き先や帰り時刻を親に言わなければならなかった。何かを決めるとき、親や周りの顔色が気になってばかりいた。反対されないように、波風立てないように、いっしょうけんめい頑張っていた。
旦那さんは、家庭内では、その真逆だったわけです。
だから、そこを好きになったんだ。他でもない、私が。
翔子と一緒に、笑ってしまいましたよ。
おかげで、すごく気が楽になりました(笑)。