旦那さんと私は、本を読むときの捉え方が、まったく違っていた!
と、びっくりしたお話です。
【その違い、想像以上!】
以前 長嶺 みどり さんに聴かせていただいた、
“コミュニケーションにおける、五感の優位性の違い”
の話を、旦那さんとしていて。
私は“体感覚優位”、旦那さんは“聴覚優位”っぽいね!
となったんです。
で、旦那さんに、
「推理モノを読むときに、最初に犯人が誰なのかを見てから読むか、初めから順を追って読むか」
を訊いてみたら、旦那さんは、順を追って読む人でした。
#そこは納得
謎解きを読んでから、もう一度読み返して、
トリックの伏線を拾っていくのだそうです。
その、旦那さん目線での話を聴いているうちに、
「…ん? 私とは読み取り方が、根本的に違う!」
って気がつきました。
五感の優位性だけの差ではないと思うんだけど、
こんなに違うのか!! が、すごくおもしろかったんです。
旦那さんは、あまり小説を読まないので、
金田一少年の漫画版を題材に、しゃべっていたのですが。
謎解きの説明を読んで、物理的にトリックが理解できる、らしい。
「再現可能かどうかは微妙なトリックもあるけど、仕組みも流れも聞けばわかるし、
どこに伏線が描かれているのかを、探して確認するのが、おもしろい」
対して私は、説明を読んでも、物理的に理解ができません。
「ああ、そういうものなのね」としか感じ取れない。
#本格推理をキャラ読みできるタイプやと思う
#脳内で再現実験とかできない
#しようとも思わない
例えるなら、手品のタネを、頭の中でシミュレーションしながら見ている人と、
なんかわかんないけど、できるんだね、すごいねって見ている人←私
の違い。みたいな。
または、おもちゃを分解しても、元に戻せる人と、
一度バラバラにしたら、説明書を見てもよくわからない人←私🤣
のような。
私は、物理的なトリックの再現性や伏線には、おもしろさを感じていない。
だけど、犯人が凶行に至る動機や、それとわかる台詞の伏線を見つけるのは、すごく楽しい。
感情がのっているものは、おもしろがって読めるんですね。
#小説は読めるけど説明文は苦手な私
#小説は読まないけど説明文は理解できる旦那さん
だから、私はビジネス書を読むときも、物語調だとおもしろいし、わかりやすい。
ただし、キャラクターの感情とともに理解しているから、
物語とセットでないと、内容が思い出せないw
普通のビジネス書は、読めるけど理解はできていない感じです。
旦那さんは、ビジネス書や参考書を読んで、理解ができる。
でも、小説の作者の意図とか、キャラクターの裏の心情とか、知らんがな!
ってなるんだそうです。
同じ本ひとつでも、見えている世界は違うとは予想していたけれど、
こんなに別のものを見てるとは思わなかった!
自分以外の人には、どんなふうに世の中が見えているんだろうって、もっと知りたくなりました。