子育てが、毎日手探りだなあと思います。
1人目はすべてが初体験なので、当然ながら…。
2人目、3人目と経験しても、まったく同じ子どもはいないので、結局のところは手探りです。
ただ、初めてではないぶん、いろんなところで予測を立てて動きやすいだけ。
まったくのゼロだったときよりも、想像の幅が広がっただけ。
――それだけでも、十分な強みではあるのですが。
子どもにちゃんと寄り添えなかったとき、言いすぎて「しまった!」と唇を噛むとき、愛情の押しつけや親のエゴになっていないかとふり返るとき。
やっぱり、ひとつずつ探りながら進むしかなくて、自分の無力さを痛感します。
けれど、それでも。
昔より根っこから揺らぐことはなくなったな、とか。
壁にぶつかっても、越えたり避けたりする方法を思いつくし、踏ん張りがきくようになったな、とか。
立て直して改善するスピードも上がっているな、とか。
手探りなりに、成長の手応えも感じています。
昨日は何もかもうまくいかなかったことでも、今日はひとつできることもありました。
子どもも親も、毎日手探り、毎日成長。
穏やかな日も、荒波の日も、我が子たちを育てさせてもらっていることに感謝して、楽しもうと思います。