世界情勢やコロナウイルス対策のニュースを観ていました。
国として、自治体として、個人として。
政治家として、医療従事者として、一市民として。
数えきれないほどいろんな立場と視点があるものな、難しいな…と思いながら、眺めていました。
物事を考えるときは、末端の「個人」に焦点がいくことが多いです。
自分に近いから、理解しやすいから、感情移入しやすいから。
国や自治体を動かす立場のように、大局を見れていない自覚があります。
だから、ワイドショーを観ながら「わからないまま政治家を批判する」ことは、しなくなりました。
でも、じゃああなたの意見は? と訊かれると、答えられない私がいます。
自分が不十分で不完全だとわかってしまったから、決めきれない。
正解がないと不安になる、間違いたくない、周りと違うと声を上げられない…。
和を乱さない方を選ぶ自分だと知っているから、決めきれない。
無責任な生き方です。
けれど、そんな私にも、日々の選択と決定はたくさんあります。
子どものこと、家のこと、3度のごはんのことだってそう。
毎日、最適を選び、正解になるように暮らしています。
政策レベルの物事への意見は、決められなくても。
日常生活の小さな意思決定は、ひとつずつ丁寧に積み上げていくよう、心がけています。