「話すこと」の、何がどのように苦手だと感じているのかを、考えました。
というのも、先日Stand.fmで、絵本「はらぺこあおむし」を音読してみたんです。
発声練習が目的なので、朗読や読み聞かせより、音読に近い発信で。
で、音読は嫌いじゃないし、むしろ好きだな…と。
自分の経験をふり返ると、どうやら台本があると、安心して楽しめるんですね。
演劇で舞台に立ったときが、いい例です。
営業研修のロールプレイングは好きだったのに、実戦はからっきしだめだったとか。
楽譜どおりにピアノを弾いたり歌ったりはできても、作曲したりアレンジしたりはできなかったとか。
ありあわせの食材で料理を作ろうとしても、思いつかないとか。
とすると、私に足りないのは、即興や適応という類の力なのかもしれません。
この“オリジナルを作り出すことと、二次創作を広げることの、向き不向き”は、
私が参加しているオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」で読んだ、0→1と1→100の話と似た感覚。
ただ、きっちりした台本があれば楽しめる! というわけでもなくて、たとえばレシピの細かいお菓子作りのような、融通がきかないのも苦手なんです(笑)。
だから、自分の中に置く台本=伝えたいものは、塩梅が大事そう。
この塩梅は、鴨頭嘉人さんの「コミュニケーション大全」に載っていた、トリガー原稿ぐらいがいいのかなあと思います。
で、どのあたりの即興性や適応力が足りないのか。
料理でいうと“様子を見ながら加熱する、味を足す”の調整が苦手なので、会話に当てはめると、
相手の気持ちや状態を汲みながら、適切なリアクションをして、会話を続けるのが苦手
になりますね。
会話のキャッチボールが上手いか下手かは、こちらもオンラインサロン「セトちゃんのエンタメ挑戦記」で学んだ、あやかり力にも通じる。
何事も根っこは同じで、だから本質を捉えるのが大事なんだな、という実感もプラスで得ました。
私がやること
会話のリアクションに関しては、人とコミュニケーションを続けるしかないので、意識して機会を作り続けること。
特に、1対1ではなくグループだと、
- 視線が集まる
- 話の焦点やテンポを合わせにくい
という苦手ポイントが増えて、体がガチガチに固まります。
緊張すると、なおさらできなくなるのが人間なので…
「声が出せる」「言葉を声にできる」という自信が持てたら、自分の拠り所になるから、発声練習は続けること。
自分が思いを伝えたいときに、適切な言葉を引き出せるように、思考を深めて言語化する習慣も、続けること。
まとめると、
- 会話する機会を作る
- 言葉を声に出すトレーニングをする
- 気持ちや思考を言語化しておく
緊張感が減り、気持ちに余裕ができたら、今よりもっと「相手にも自分にも優しいコミュニケーション」をとることに集中できる!
聴いて、話して、楽しく、心地よく。
一括りに漠然と、苦手だと思っていた「話す」でも、実際に始めてみると、細かい気づきや実感がたくさん出てきて、おもしろいです!