小さな本屋さん・ひがっちさんからの1冊です。
【かんれきガールのトライ&エラー(岡田昭子)】
帯の文言に、偽りなし!
「アン」でした!
子どもの頃に『赤毛のアン』や『若草物語』を読んだのと、
同じテンションで読み進められる、かんれきガールの物語。
反骨精神がむくむくと頭をもたげて、思わず動く岡田さんに、ハラハラしながら。
だけど「いいぞ! いっちゃえ!」って、心の奥に痛快さを感じながら。
私の目に映るのは、最初から最後まで“ガール”な彼女でした。
少しばかり、人生の先輩である岡田さんが、
「こんな未来があるのよ」と、わくわくを届けてくれる。
どんな過去があったとしても、今ここにたどり着いている、彼女の姿を知ると、
歳を重ねるのが、ますます楽しみになります。
いいことばかりじゃないかもしれないけれど、
楽しむ方法は、無限大だよ。って言われたような気がしますね。
現役YouTuberさんとのことで、キャンプ動画も見てみました。
テントの設営からコーヒータイム、お散歩にキャンプ飯…
アイテムの良さや、キャンプの素晴らしさそのもの、というより、
岡田さんが心からそうしたくてしている、キャンプの風景を、お裾分けしてもらえる動画。
本当に、楽しんで過ごしていらっしゃるんだな!
見ている人も、彼女の「楽しい」を素直に受け取れるところが、
まさに「アン」だと思うのでした。