直感って、どんな感じなんだろう。
ひとによって、違うのだろうか。
私の場合は、
なんかしらんけど、ふと思い立った。よしやろう。
こんな感じ。
やりたい理由とか、メリットとか、
説明しようと思えばできなくもないけど、
とってつけたような不自然しか出てこない。
「いや、なんとなく、やろうと思ったから」
が、いちばんしっくりくる、思い立ちの瞬間。
これがたぶん、私の直感。
でもね。
これまた、ふと思ったわけだ。
じゃあさ、自分自身の内側の声に、耳を傾けたらどうなるの?
ふと思い立つ、っていうのは、自分の中の声を聞いた、と同義だと思う。
であれば、自分自身の声に、真摯に耳を傾けたら、
直感がざくざくと出てくるってことなのだろうか。
で、日常生活で何かをする前や、しようと思ったときに、
「私はどう思う? どうしたい?」と、自分自身に問いかける時間をとってみた。
どうも、これは直感じゃないような気がした。
「どう?」って聞くと、自分が答えを考え出すから。
大切な観察と思考の時間だとは感じたのだけれど、
直感に従うのとは、方向性がずれているような。
いや…私が下手なだけで、直感と体の反応が、もっと密接につながっているひとは、
自分に問いかけるという形でも、直感を使っている可能性もある。
今度は、ふと思い立ったときに、
「だよねー!」「いいねー!」と、無責任に合いの手を入れてみた。
これが食べたい。「いいねー!」
こっちの道を行く。「だよねー!」
なんかしらんけど、楽しくなった。
小さな声を、真に受ける。
これ、初心者が小さな直感に従うコツなのかもしれない。
私が今週やったのは、
いま、大学芋を作って食べる。
眠い。寝る。
この本、買う!
「いいねー!」「だよねー!」
で埋めつくされた、日常の選択は、楽しかった。
