癒された…!
人間やめたマヌルネコのマヌルさんが、ゆるーく適当に占ってくれる話。

「その適当さが、誰かを助けたり、力になったりするんですよ。
ほっこりする小説ですね。短編集だし、読みやすいです」
とは、おすすめしてくださった書店員さんの言葉です。
こちらは”KaBoSコレクション2026”の、金賞に選ばれた作品なのです。
わが福井県に本社を構える、勝木書店グループ全店のスタッフさんが、
本気でおすすめしたい文庫作品を推薦するもの。
「勝木書店版の、本屋大賞です!」
って言ってた書店員さんの目が、きらきらしていてすごく楽しそうだった。
子どもの頃からお世話になっていた、勝木書店さん。
そのイチ押しとあらば、ぜひ読ませていただきますとも!
で、おすすめの言葉どおりに、癒される…!
ちょっと頑張りすぎちゃうこと、見えてる世界が狭くなること、
誰しもあると思うんですよね。
そんなときに出会いたいのが、マヌルさん。
登場人物みんな、いっしょうけんめいで、
悩んだり落ち込んだり、苦しかったり涙したりするんだけど。
マヌルさんの存在感とともに、一話めの終わりを迎えたときに、
「ああ、これはもう、ハッピーエンドにしかならないな」
っていう、いい意味での安心感が、どんと据わって。
安心しておもしろく読めるって、すごいことなんです。
ちゃんと心がぎゅうっとなるし、どきどきするし、わくわくするし、
だけど絶対的に、世界の優しさを疑わずに読める。
幸せな読書だなって思います。
マヌルさんおみくじの栞がまた、かわいいんですよ。
生涯大吉、がほっこり嬉しい。
ほかの本にも使おうっと。

おすすめしてくださった書店員さんに、感謝です!