子育てに大切なのはお母さんが楽しく生きることです。(早乙女紀代美)

忙しくてイライラしやすくなっているなあと、自覚があったここ最近。

これは、まさに今の私に必要だ…!

というわけで、読んでみました。

カウンセリングの先生に言われたことや、これまでいろんな本で読んだ「まず、自分を満たすこと」に通じる内容です。

なので、生き方としては、復習させてもらっているような気分なのですが。

子育てに関しては、この本からいちばん、温かさを感じました。

女性の、子育てカウンセラーさんが書いているからかな。

そう思って、著者プロフィールを見ると、想像していたよりも、かなり年配の方で。

私が子どもの頃から、カウンセラーをしていると書かれていました。

つまり、私たちの親の年代、ということですよね。

まるで自分の母親から、自分の子育てを肯定して、見守ってもらえるような気持ちです。

この本の温かみは、そこから来るのかもしれません。

お母さんは女神さま

こんな一節がありました。

母親はだれもが“女神と魔女”の力を併せもっています。

魔女の力は突然でてきて、子どもたちを脅かす、とても恐ろしい存在です。

でも、お母さんは子どもにとって女神さまでもあるのです。その力を意識して、十分に使ってほしいのです。

イライラして、ささいなことで叱ってしまう私は、まさに魔女の状態ですね。

けれど、そんな私でも、子どもたちは愛してくれて、必要としてくれている。

女神さまを楽しんでください。そして、その力を使って、お母さんを楽しんでください。

子育ては、本来とても楽しいものなのだと、本の端々から伝わってきます。

今、子どもたちが一緒にいてくれる時間を、もっと楽しもう。

心から、そう思いました。

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