大好きな、創竜伝の新刊!
初めて読んだ頃の私は、まだ終くんより年下でした。
当時好きだった、CLAMPさんの挿し絵の入った文庫版を、手に取ったのがきっかけです。
それが今では、始さんよりはるか年上とは…月日の流れを感じますね。
でも、ページを開いて、4兄弟の会話を読んだとき。
「ああ、みんな変わってない」と思ったし、それがすごく嬉しかったです。
小早川奈津子も、変わってない(笑)。
私にとっては、今でも余くんや終くんは身近な年頃の少年で、始さんや続さんは憧れの兄たちなんです。
誰のファンというよりも、竜堂家の4兄弟が揃って大好きで。
そこに、茉理ちゃんが加わるのが、また大好きで。
嬉しくて、巻末の座談会まで、一気に読みました。
いよいよ来年には、完結するようですね。
愛読の物語が終わるのは、寂しく感じることの多い私ですが、こと創竜伝は、楽しみで仕方がありません。
むしろ、死ぬまでに完結巻を読めるなんて、幸せだなあと思います。
最初に読み始めてから、約四半世紀が経っていますが、自分の中には変わらない4兄弟が息づいているとわかったので。
シリーズが終わっても、彼らはそのまま、私の中にあり続けることでしょう。
それなら、寂しいことは何ひとつない。
最終巻を、心待ちにしています。