久しぶりに、男性ミニマリストの本を読みました。
前に読んだのは「ぼくたちに、もうモノは必要ない。(佐々木典士)」でした。
男性ミニマリストの方の本は、はっきりしていておもしろいな、と思います。
実際に真似してみることが多いのは、女性(特に主婦)ミニマリストの方のやり方なのですが、考え方としては、私は男性の方がわかりやすい気がします。
家族を含めずに、自分に焦点を当てることで、よりシンプルになっているからでしょうか。
あり方を見つめ直す
私は、たぶんミニマリストではないのですが、物が少ないことの生きやすさに惹かれて、いろいろ試しているところです。
その中から、自分に合う生き方・やり方を取捨選択していくのですが、あれこれやってみるうちに、芯がブレてしまうことがあります。
たとえば、子どもとの時間・家族の笑顔を最優先にするために、毎日の料理も調理器具も無理しない、と決めていて、揚げ物は外注のライフスタイルで過ごしていた。
そこへシンプルな料理の本を読んで、揚げ物に挑戦しようと思い、揚げ物鍋を買ってみたものの、結局身につかず、宙ぶらりんになってしまった食材や調理器具…。
たとえば、自分なりの着心地よい服だけを選んで着ていた。
そこへ、年齢に合ったおしゃれの本を読んで、着慣れないアイテムを投入してみたものの、やっぱり着なかった服…。
自分の中で、こうと決まっていたものを変えてみようとして、失敗することも、たくさんあります。
新しいことに挑戦する気持ちは、いつも持っていたいですが。
失敗するものは「こんな手抜き料理ばかりのお母さんで…」「こんなパッとしないファッションの私で…」と、自信がなくなって試したものが、ほとんどです。
いろいろやってみるのは楽しいのですが、後ろ向きな気持ちで変化に臨むのは、私にはよくないみたいですね。
「自分の芯を持ちながら、新しいことに挑戦する」
その芯を確かめるために、しっかり読ませていただきました!
ちなみに、もし私に夫や子どもがいなくて、ひとり暮らしだったら、しぶさんのあれこれも、たぶん試して楽しんでいると思います(笑)。