風が気持ちいい、からっとした晴天。
今日は暑くなるらしいという予報を思い出しながら、額に手をかざして空を仰ぐ。
水色が鮮やかで、まぶしい。
太陽を受けて、きらきら光る川面で、ぱしゃりと魚が跳ねる。
巣立って間もない子なのか、つばめが危なっかしく着水しながら飛び上がる。
今日の視界はクリアだな、とあたりを見回すと、草葉の色もぱきっとしていて。
日差しの下を歩く足裏の感触、腕や頬に触れる風の動き…世界と私の境界線も、ちゃんとあります。
もしかして、うすぼんやりを抜けつつあるのかもしれません。
月の満ち欠けや生理周期など、女性の体に影響を及ぼすものはさまざまですが。
季節性うつや天気痛のように、気候と連動している部分も大きかったのかなあと思います。
人の五感にも、季節と同じように移ろいがあり、お天気のようにくるくると変化していくのは、おもしろいです。
下降の時期は、しんどいけれど(笑)。