自分の仕事の「棚卸し」をしてみる

こちらを読んで、さっそく取り組みました。

ここでいう「棚卸し」とは、「自分自身を発見すること」です。

  • 自分はどんなことをしてきたのか?
  • 自分は何ができるのか?
  • 自分は何が得意で、何を好むのか?

を自身に問いかけながら、

社会人になってから「自分がしてきた仕事の目的と中身」「どういう成果をおさめたのか」

これらを時系列で具体的に書き出していきましょう。

とのこと。

過去やってきたことを書き出す

まずは、今まで経験した仕事を書き出してみました。

  1. デパ地下(食品・贈答品フロア)での接客・販売
  2. インターネットプロバイダ申込手続きのデータ入力
  3. イベントでのスポーツ用品の販売
  4. 全国健康保険協会での事務補助
  5. 市教育委員会での事務補助
  6. 生命保険会社の営業
  7. 小学校の読み聞かせボランティア・図書室整備ボランティア
  8. 訪問介護
  9. 母親・嫁
  10. 子育て支援ボランティア

社会的には仕事と分類されなくても、自分が仕事のように向き合っていたものは、含みました。

目的を持った仕事の中身…というと難しく、手が止まってしまったので、

  • 習って覚えたこと
  • できるようになったこと
  • 自分なりに工夫したこと

を、思いつく限り書いてみました。

すると、何だか胸がいっぱいになってきて。

――私、何の仕事力もないと思っていたけれど、いろいろやってきて、しっかり頑張っていたんだ。

ちゃんと社会の中で必要とされて、役立っていたんだ。

大丈夫だよ、と自分を抱きしめてあげたくなりました。

子ども優先を貫くと、就職が難しいことは、以前から感じていたけれど。

それでも、どこからも必要とされないなんてことは、きっとないから大丈夫。

改めて書き出してみると、確かに自信になりますね。

再現性を見つける

そして転職時には、「過去の実績や業務から自社に入って活躍できるか?」という、再現性を見られているのだそうです。

この「再現性」とは、

  1. 客観的な事実(=数字)で語られているか
  2. それがうまくいった理由が、その人のどういう頑張りなのか

の2点。

これがさっぱり見つけられず、難しかったです。

何日も思い返しては考えましたが、具体的な数字にはできませんでした。

ただ、仕事で得たものの共通項としては、

  • マニュアル化…仕事内容を誰にでもわかりやすくまとめ、伝えられる(教育や引継ぎ)
  • 改善力…やりやすい方法や効率的なシステムを試して、今ある環境をよりよくしていく(家事を一手に引き受けて回す)
  • 想像力…相手の立場に立ち、何がサービスになるのか、何が自立支援になるのか、細やかな配慮をもって考える(対人関係や育児)
  • コミュニケーション力…笑顔と素直さと感謝を常に意識し、円滑な人間関係を築く(コミュニティの構築と維持)

こんな部分が見えてきました。

職種としては、開拓していくより、保持・改善していく方が得意なのかな。

実力と結果がはっきり出るクリエイティブな分野や、勝ち負けのある営業などの分野は、実はあまり向いていなくて。

細やかに丁寧に相手の気持ちをすくい上げて、心地よさを提供する、教育や福祉やサービス分野が、しっくりくるような気がします。

そして、これから働きたいキーワードも浮かびました。

笑顔、安心、共感

です。

目の前の一人を、幸せにするお手伝いができるような。

笑顔と共感を贈って、心を和らげてもらえるような。

今まさに、子ども相手にしていることそのものですが(笑)。

家族以外の社会にも、仕事として役立てられたら、嬉しいですね。

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