たまたま訪れた道の駅で開かれていたイベントの一角に、体験ブースがありました。
「ディンプルアート」、初めて聞く言葉です。
透明なプラスチックの板に、黒い枠で描かれた下絵があり、その中にスポイトで絵の具を入れて彩色します。
ぬり絵の感覚ですね。
乾くとステンドグラスのようになるのだそうです。
長女が興味を惹かれ、やってみることに。
几帳面な性格が作業に合っていたらしく、枠の隅々まできっちりと絵の具を流し入れ、丁寧に気泡を取り除いていました。
30分ぐらいでだいたい乾くのですが、
「日の当たらない場所でもう少し乾燥させてから、フレームに入れてね」
と言われたので、一晩置いてから飾ってみました!
本当だ、ステンドグラスみたい!
調べてみたら、この絵の具「ディンプルアート・カラー」は、なんと車のフロントガラスからできているのだそう。
「ディンプル」とは英語で「さざ波」の意で、確かに波打った模様ができていて、それがステンドグラス風になるんですね。
全国で体験教室やインストラクター養成講座が開かれているだけでなく、通販で購入して自宅でできるキットもありました。
新しいアートに触れる高揚感は、何度味わっても素敵です。
子供の頃、初めて砂絵や水ぬり絵をやってみたとき。
スクラッチアートやMid Journeyに挑戦したとき。
絵が下手な私にとっては、新しい方法で描けるアートに出会うのが、すごく楽しいです!