おにぎりが、自分史上最高に、おいしく握れるようになりました!
【人生の塩梅】
40代主婦の台詞ではないのですが、上手にできて嬉しい!
実は私、おにぎりを作るのが、昔から苦手でした。
手の水分が足りず、ごはん粒が手のひらにべちょべちょとくっついたり、
逆に濡らしすぎて、ごはんがびちょびちょになったり…
それがまた嫌で、サランラップで握る派だったんです。
それで手は救われたんだけれども、出来上がったおにぎりが固くて、食感がちっともおいしくなくて。
今にして思えば、力加減が下手くそだったんでしょう。
だから、自分で作るおにぎりは、好きではありませんでした。
ところが最近、また手のひらで握るようにしてみたら、なぜかわからないのですが、ふわっと握れるようになっていたんです!
手のひらは…まあ、べちょっとなるけれども、昔よりはかなりマシ。
食べたときの口当たりも、ほろりとごはんがほどけて、おいしくなりました!
“ある日突然、できるようになる”なんてことが、40代になっても、まだあったとは…。
新鮮な驚きと、喜びを味わっています。
おにぎりって、人生みたいなものなのかもしれません。
力を入れすぎると、空回ったり、大事なものを押し潰したりしてしまう。
力の加減、塩梅、適度。
そういったものを、肌で感じて理解できるようになると、本来の自分に近づいて、生きやすくなるように。
人生で、ふわっと力を抜けるようになったから、それがおにぎりにも表れているに違いない!
まだ生き方は不器用なんです。なぜなら、まん丸や俵型のおにぎりは作れないから。
#ハンバーグ型になっていく
でも、三角おにぎりは上手になりました。
不器用なりにひとつずつ、生きられる方法を探して、形作っているのだと思います。
おにぎり、奥が深いです!