あいさつに対する意識のお話を聴きました。https://stand.fm/episodes/64a6ac1e62c4f464d6c89360
【自分から進んで挨拶してみる】
小学校の先生いわく、
先に「おはよう」って言うのは“あいさつ”。
それに対して「おはよう」ってこたえるのは、ただの“返事”。
だから「あいさつは戦いだ。自分から先にしよう」というふうに、子どもたちにわかりやすく伝えているそうです。
大人が聞いてもわかりやすいし、話の主旨が伝わりやすい!
一度、仕事や地域社会で揉まれた大人だからこそ「自分から進んでしよう」の、基本的な部分が響くなあ、って思いました。
挨拶に限らず、コミュニケーション全般に言えることかもしれません。
話すにしろ、聞くにしろ、
「私は話したい。聞いてもらえますか」
「私はあなたの話を聞きますよ」
という働きかけがなければ、コミュニケーションは始まらないですし。
#話しかけられない私に
#話しかけてくれる人がいたから
#コミュニケーションがとれた
戦いだ、といっても、剣や槍をふり回すように、自分を主張するのではなく。
相手を招き入れるために、自分から自室の扉を開けるような、柔らかい「おもてなし」の戦いのイメージです。
その第一歩の学びと実践が「自分から進んで挨拶をする」なんだろうな。
ということで、私も「自分から進んでコミュニケーションをとろう」に、挑戦してみました。
心がけたのは、ふたつ。
家族にも、近所の人にも、私の視界に入ったら、先に挨拶をする。
連絡をしよう、と思ったら、後回しにせずにやる。
長年、人見知りと引っ込み思案の皮をかぶっていた私にとって、自分から積極的に働きかけるというのは、とても難しくて、ハードルが高いものだと思っていました。
でも、実際に意識してやってみると、すごく自分を楽にしてくれることなんだ、とわかったんです!
笑顔で第一声さえ出せれば、あとは多少しゃべり下手だろうと、うまい受け答えができなかろうと、
相手もそれほど気にしないし、疎外や敵意を向けられることもない。
#第一印象って大事!
気が進まないけれど仕方ないような相手でも、こちらから「する!」と決めて挨拶すると、
会話の主導権が自分にあるからか、苦手意識が薄くなり、話しやすくなる場合が多い。
#相手にふり回されにくい
「自分から進んで挨拶をする」は、実はコミュニケーションが苦手な人にほど、向いている方法なのではないかなあ。
最近よく考える、“能動的に生きる”にも繋がるのですが、
私の人生だけは私が主役で、ぼうっと突っ立っていても、何も始まらないし、
楽しいことが、向こうから勝手に歩いてきてくれるわけじゃない。
だから、挨拶っていう小さな一歩からでも、自分の人生の主役になれたら、きっともっと楽しいだろうな、と思います。