毎年、年に3回ほど、「ノーメディアチャレンジ」という期間があります。
普段メディアに使っている時間を、家族やゆっくり関わったり、読書をしたりする時間に充てよう、という町全体での取り組みです。
メディアの制限レベルが1から6まであり、それぞれが目標を決めて、チャレンジしていきます。
今回、長男が「テレビもゲームも見ない!」と、まったくのノーメディアである、最高レベルの6に挑戦するとのこと。
当然、家族の協力なしには、乗り切れません。
旦那さんにも、子どもたちがいる間の、テレビとタブレットの使用をやめてもらって。
ゲーム機とテレビのリモコンは、子どもたちの手が届かない場所に、片づけます。
かくして、4日間の取り組みが、スタートしました。
お母さんテレビ!
正直なところ、親も大変です。
長女は読書が好きだし、長男もじっくりと1人遊びをするタイプですが、次男はまだまだ遊んでほしい盛り。
普段、私が家事をしている間は、姉兄のゲームに交ぜてもらうか、入れない遊びのときは、テレビにお願いしている状態です。
もともと、家事はかなり減らしてはいますが、ゼロになることはないので、いかにしてみんなで楽しく過ごすか?
考えた末、テレビを作ることにしました。
段ボールをくりぬいて…
向こう側から、ぬいぐるみを出して人形劇をしたり、絵を描いて出したり、多用途です。
ちなみに、大人が頭にかぶれるサイズなので、家事の間は私がかぶっていますよ!
「お母さんテレビです。これからごはんの用意をします」
と実況しながら家事をしていると、次男がマイクを持って、インタビューにやってきます。
受け答えがおもしろくないと「ブチッ!」と言って、電源を切られます(笑)。
大変なのですが、おもしろいです。
家族がうまく回っていく
子どもたちも、テレビやゲームがないので、一通り遊び終わると、納得して寝てくれます。
早く眠れば、子どもたちも寝起きがよく。
何より、私も調子がいい。
私の気持ちに余裕があると、子どもたちとも穏やかに向き合えるので、結果、みんなが楽しく過ごすことができます。
このブログは書きたいから、インターネットが完全になくなるのは困りますが…。
個人的には、テレビとゲームがなくても、本があれば満足なので、こんな暮らしもいいよね、と思う私です。
一昔前に回帰する感じで。
もっとも、子どもの頃は、名作と言われるテレビアニメやゲームが好きで、自分を構成する大きな要素だったので。
子どもたちには、子どもたちの好きなものを、楽しんでもらいたい気持ちもあります。
でも、やっぱり、たまにはこんな暮らしも幸せです。
ときには、メディアを「やめてみる」のも、いいですね。