先日、小学校の授業参観がありました。
【自分で決める】
2年生の息子は、国語の時間。
内容は“詩を作る”。
これが、いろいろすごくって…!
まず、単元の教科書をみんなで読むんですね。
次に、ノートを出して…ではなく!
筆箱も教科書もしまって、タブレット端末を出すのです!!
で、前の時間に、各々が作った詩のファイルが、その中にあって。
詩に合う画像を探して、組み合わせて…という授業でした。
毎日の読み書き・漢字だけでなく、詩や作文を書く指導もして、
さらに機器の操作、検索方法、編集作業。
オンラインで提出、閲覧まで。
これを全部、小学2年生に教える先生…、すごすぎる!
#担任の授業は国語だけじゃないのに
#1時間の授業は45分間しかないのに
#内容が濃い!
自分の小学校時代との違いに、ただただびっくりしながら見ていると、何やら息子の手が止まっています。
どうも操作がうまくいかない様子。
息子は、先生に声をかけられるのか。
「わかりません」と、質問できるのか。
それとも、わからないまま、残りの時間を過ごすのか。
がんばれー! と祈っていたら、息子は近くのお友達を呼んで、ちゃんと訊いていました。
#すごい!
#小2の私なら間違いなくスルーしてやり過ごす
わからないことを「わからない」と言えた息子も、教えてくれたお友達も、
そんなやりとりができるクラスを作っている先生も。やっぱり、すごいな…!
最後に、先生は、こうおっしゃっていました。
「今日の授業は“詩を作る”だったけれど、
先生がみんなに伝えたかったのは、“自分で決める”です」
「なんの詩を書こうかな。どの写真にしようかな。どうやって組み合わせようかな。
全部、みんなは今、自分で決めたよね。
それって、すごく大事なことなんだよ」
何を思うか、何をするか。全部、最後は自分で選んで、自分で決める。
…授業の深さや幅にも驚いたし、しっかりと学びの目的を伝えてくださるのが、本当にありがたいです。
親も背筋が伸びました!