文章を書いていました。
3つ書いたうちの2つを、まるっと消しました。
【中川希美的・文章を書く】
書きたいなと思った気持ちや出来事、気づきや風景などを、
「これは詩だな」
「これは日記かエッセイだな」
と、書く前に、頭の中で分類しています。
短い言葉で、瞬間を綴るか。
長い文章で、流れを綴るか。
「これを伝えるのに、最適な表現方法は、こっちだな」
というのが、なんとなく自分の中にあるわけですね。
で、それに従って、書き始めます。
今回は、この日記やエッセイのような、少し長めの文章のお話。
さらさらと気持ちよく進んで着地するのが、書いていて楽しい文章で。
行きつ戻りつ逸れつつ、着地はするもののスッキリしないのが、書いていてつまらない文章。
まるっと消したものは、めちゃくちゃつまらなかった!
私は、普段書いている、このぐらいの文章量なら、
おもしろくなくても、筆が乗らなくても、無理やり完結させることはできます。
#ある意味では才能だと思う
#やる気がなくても作文は提出できる
だけど、つまらないものはつまらないし、
私が伝えたいものは、何ひとつ伝わらないから、やめます。
全部消して、また単語レベルのメモのひとつに戻す。
ここで大事だと思っているのは、
「私が感じた物事そのものが、つまらないわけではない」
ということ。
自分の気持ち、気づき、学び、感性。
そのかけらは、とても美しく、素晴らしい。
ただ、繋いでみたら、そうじゃなかった。今じゃなかった。
またいつか、会いましょうね。
そんな感じです。
書いたものを、潔く消せるのも、また才能かな。
なんて思っておりますw