子どもたちが、成長とともに、抱っこさせてくれなくなりました。
中学生の長女は、ふれあいといえば、体調の悪いときに体をさするぐらい。
小5の長男と小1の次男は、母が嬉しそうに両手を広げても、ごくたまにしか飛び込んで来てくれません。
兄は、ときどき背中からぎゅっとくっついてくることはあるけれど、正面からは嫌らしく。
弟は「抱っこしていい?」と訊くと、「しょうがないなあ、いいよ」と言ってはくれるものの。
ぎゅうっとすると、しばらくして「暑いからもういいでしょ」…ドライに去っていきます。
自分の望むタイミングで、躊躇なく遠慮なく抱きしめられる歳ではなくなりました。
健全な成長を喜びながら、年齢なりのプライドを尊重しながら。
それでも、完全に拒否ではない可愛さを味わっています。
ただ、寝るときに腕が寂しくなりました(笑)。
3人で両隣の寝場所を争っていた日が、懐かしいほど遠くに思えます。
私はもともと、何かにくっついて眠るのが好きなので。
子どもたちが巣立ったら、抱きまくらを買おうかと、ただいま検討中なのでした。