生きるということ。を考えたとき、
真っ先に浮かぶのは、谷川俊太郎さんと永六輔さんの詩。
生きるって、ほんとうにみずみずしくて、
どろりとした混沌で、きらきらした透明感で、
全部のものごとが、過不足なくあらわれる世界だ。
だから私は、生きることを表現できる詩人として、生きたい。
ここでいう詩人とは、職業や肩書きではなく、精神のあり方。
有名詩人の作品の質量を上回りたいとか、人生をなぞりたいとか、
後世に語り継がれたい、とかではないベクトルの。
私は、詩人の視点が好き。
美しいものにきゅうっと引き絞られた焦点、
限界までそぎ落とされた言葉、余白を語る抒情。
言葉の受けとり方が多様な、懐の広さ。
世界の枠組みを超えて、自身の翼を悠々と広げる強さ。
そんな詩人の感性は、誰の心にもある。
私の言葉が、読んでくれたあなたの琴線に触れたとき、
私たちは詩人になる。
詩人の感性を呼び覚ます、自然のものの美しさのように、
私の「生きる」を紡ぎたい。
