走るって、おもしろい。

「秋の市民マラソンで、5km走る!」
を目標に、ジョギングを続けています。

普段の運動習慣はストレッチ程度、
子どもの頃から体育が大嫌いだった、筋金入りの運動苦手族な私。
まずは10分間のウォーキングから始めて、今はゆっくりゆっくり20〜30分間ぐらい走れるようになりました。
すごいぞ私。

めっちゃ疲れます。
だけど、何も考えられなくなるぐらい走るのは、実は気持ちいいのだということも、わかってきました。

思考が止まる。アスファルトを蹴る足の裏、大きく膨らんだ肺、重力に抗って振れなくなってきた腕の重み。体の感覚にしか意識が向かない。
限界ぎりぎりのところで、タン、タン、タンと進む足の速さと、
スー、ハーとくり返す呼吸の速さとが、ぴたりと合わさる。
その瞬間、まわりの空気が変わる。
世界が一瞬だけスローモーションになって、私と溶けあうような感覚になる。
人間が作り出している境界線がなくなる。どこまでだって、行けそうな気がしてくる。

という至福の瞬間を経て、やっぱり、めちゃくちゃ疲れます。しんどいです。

長い距離を走るのは、怖さもあります。
いちばん怖いのは、徐々に距離を伸ばすときの、初めての日。
走りきれるかなあ。もうだめだって思ったら、歩けばいいんだけど。歩いて帰ってこれるかなあ。
毎回、頭をよぎるんです。そして、そのたびに走ってみて、
「よしよし、大丈夫だった」を積み重ねて、どうにかこうにかの今。
体験したことがないから、怖い。やってみれば怖くない、というのが体で理解できるようになってきました。

走るって、やることはシンプルなんですよね。
右足を出す、左足を出す、また右足を出す。
そうしたら、絶対に前に進める。

きっと、生きることって、これなんだと思います。
怖かろうが、しんどかろうが、足を出し続ければ、前に進む。
別に止まってもいい、誰に文句を言われるわけでもない。
ただ、私は私が「前に進む」と決めて、足を出す。
それだけ。

走るのって、いろんな体感があって、おもしろいですね!

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