私はあなたを優しく照らす月のようでありたかった

子どもたちが生まれたばかりの頃の写真を見ていたら、いろいろ懐かしくなりました。

【私はあなたを優しく照らす月のようでありたかった】

特に長女は、初めての育児でガチガチに気合いが入っていたのと、アパート暮らしだったのもあって。

夕方、ぐずぐずと泣くのを抱っこして、お散歩して、歌を歌って聴かせたなあ…と。

#黄昏泣きですね

子どもが大きくなってからは、読み聞かせも歌い聞かせもする機会がなかったんですけれども、

久しぶりにひとりで、童謡を歌ってみました。

定番の歌、四季折々の歌、幼児番組の歌…。

歌い続けていたものって、意外と覚えているんですね。

#そういえば小学校の校歌も

#いまだに歌える

#おそるべし6年間の積み重ね

人前でステージに立って、とかは震えちゃいますが、歌うこと自体は好きなのだと、改めて感じました。

誰かの隣で、そっと歌っているような、優しい人になりたいなあ。

私、やなせたかしさんの大好きな詩がありまして。

以下に引用しますね。

絶望のとなりに

だれかがそっと腰かけた

絶望はとなりのひとに聞いた

あなたはいったい誰ですか

となりのひとはほほえんだ

私の名前は希望です 

絶望と希望は隣り合わせにあるのだと、教えてくれた詩であり。

こんなふうに、ほほえむひとでありたいな、と思わせてくれた詩でもあります。

昔、わが子を抱いて歌い聴かせていた私もきっと、この子の行く道を、優しく照らしたくて、一生懸命だったのだろう。

そんなふうに、思っています。

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