こちらの続編です。
ハルヒトくんの姉、イチカちゃんのお話。
「思い込み」の力の強さは、私も理解できるようになってきました。
「前提を変えてみる」心屋さんの本を試した影響が、大きいかな。
鴨頭さんのように、
見えない世界(心や気分)が…
見えてる世界(出来事や現実)をつくり出している。
そして幸せに生きている人は、
【心や気分】が先!
(中略)
つまり僕は、その真理を知ってはいる。
そして、有意識で使えているときもある。
意識して使える状態には、なってきたわけです。
でも、イチカちゃんは違いました。
【心や気分】が先…。
イチカにとっては…
当たり前でした!!!!!
つまり、無意識に、すでに使えちゃっているんですね。
そんなイチカちゃんのエピソードと言葉の数々、おもしろく読みました。
現在のように、自己肯定力の高い彼女に変わるきっかけとなった、空手大会の話もありましたが。
これほどまでに、承認や成功体験というのは、人に自信をもたらすのだと思い知らされます。
鴨頭さんでさえ、「まだまだ承認が足りていなかった!」と感じたという、このエピソード。
改めて、我が子に向き合い、かける言葉を省みました。
――それにしても、前作に引き続き、鴨頭家の風景が目に浮かぶような、エネルギッシュな1冊です。
この一家を作り上げた奥様に、ますます興味が湧きました。