空を渡る

梅雨の合間の、晴れた空。

風が強くて、壁や扉の揺れる音がしています。

見上げた窓の風景は、枠に切り取られた青空が、絵画のように綺麗に収まっていました。

ほとんど形を変えない大きな雲の前を、小さなちぎれ雲が足早にいくつも通りすぎていきます。

大地を渡る、動物の群れみたいですね。

見ていて飽きないなあと思いながら、空を渡る雲の旅路を、しばらく一緒に楽しみました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする