エッセイ一覧

五月のきらきら

田んぼに、なみなみと水が漲る五月。 歩く道沿いの水面には、今日のやわらかな空が映っていた。 おひさまの光を受けて、きらきら光る...

空に住まう

公園で、長い長い階段を見つけた。 どこまで上ってゆくんだろう。 高い高いてっぺんから見えるのは、どんな景色なんだろう。...

まあるい音

とても主観的で、限りなく個人的な印象なのだけれども。 「ぽ」「こ」「ん」という音は、まんまるな感じがする、と思っている。 だか...

さくらんぼ

さくらんぼが大好きだ。 アメリカンチェリーではなく、プリンアラモードにのっているような缶詰めの真っ赤なのでもなく。 今の時期、...

AIに導かれて

なぜだか合わない喫茶店がある。 空間もメニューも、嫌いではない。接客も、決して悪くはない。 それなのに、なぜだか「肌が合わない...

きみとともに

うちの子どもたちは、普通には学校に行きづらい葛藤を抱えていて、遅刻・早退・別室登校の常連さんである。 学校だけでなく、しかるべき福祉...

きみのなまえ

息子が言うには、私は名づけのセンスがないらしい。 わが家にはたくさんのぬいぐるみがいて、みんながそれぞれ、わが子たちに名前をつけてい...

私の原風景

毎年、五月の連休には、家族で里帰りをする。 私の育った家の周りには、田んぼが広がっていて、春になると蛙が元気いっぱいに騒ぎ始める。 ...