子育てのサプリメント、見つけました！
ちゃんと、親に「大丈夫なんだよ」と伝えてくれる一方で、ここぞ！ というポイントは外さない内容。
今まで、親世代のものから新しいものまで、いろんな育児書を読んできました。
具体的に、どのような言動をとるべきかということが多く語られている本もあれば、子育てに向かう気持ちについて教えてくれる本もあります。
田舎暮らしの常か、よかれと思って、上の年代の人たちから、育児のアドバイスをされることも、たくさんあります。
それで、救われることも、苦しむことも。
何が正しいのか、何がいいのか、迷うこともあります。
ただ、今回、この本を読んで。
母と子の基本的信頼感があって、親も子どもも「私は私のままでいい」と思えるような過ごし方ができていたら、それで大丈夫なんじゃないか、と。
ちょっと言いすぎたり、怒りすぎたり、間違ってしまっても、それは許容範囲に収まってくれるし、親子で修正しながら成長していけるんじゃないか。
そんなふうに、思いました。
温かな佐々木正美さんの言葉と、松本ぷりっつさんのイラストが、ほのぼのと子どもに向き合う力をくれます。
手元に置いて、ぱらぱらと読み返したい１冊でした。
確かに、サプリメントですね(笑)。
