マダムたちのルームシェア(seko koseko)

書店をぶらついていて、本当にたまたま出会い、買ってきた1冊です。

読んでみたら、私の好きなやつでした!

めちゃくちゃ元気をもらえます。

マダム3人のルームシェアは、はつらつと楽しくて、ちょうどよい距離感で。

こんなふうに歳をとりたいな、とにやけてしまいます。

もちろん現実には、自身の健康や経済状態だとか同居人の介護だとか、気がかりはいろいろあるにせよ…。

それらをふっ飛ばしてしまうぐらいに、栞さん沙苗さん晴子さんが素敵でかっこいい!

昔はパワフルすぎて敬遠していたけれど、こんなオバチャン、周りにいましたね。

自分がその年齢に近づくと、意外に中身は変わらないことや、心身ともに元気で歳を重ねるすごさがよくわかります。

晴子さんが、ルームシェアを決断したときの、この気持ち。

私だってそれなりに幸せに暮らしてきた

後悔はしてないけれど

周りの目を気にせず楽しそうに生きてる2人が羨ましかった

(中略)

2人と違って私は…周りの目を気にしてばかりで…

このまま生きていったら後悔するのかしら

私が周りを気にせずに自由にできる日はいつくるの?

10年後? 20年後?

その頃にはもう私…体も動かなくなってるんじゃないかしら…

40代のいま読んだからこそ刺さる言葉で、そうして今の3人の暮らしなのだと思うと、さらに魅力的な1冊。

こんなマダムのように、生きたいです!

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