キケン(有川浩)

男子です。青春です。熱いです。

全力で、遊んでいます。

文化部のこういうノリ、好きです(笑)。

人生に一度ぐらい、こんな時代があった方が、たぶん大人になってからも楽しいんじゃないかな、と思っています。

全力で楽しんだ時代の後の、ラストは万感迫るものがありました。

引退や卒業で、部活動を去るときの、「ここはもう、自分の居場所ではないんだ」と感じる瞬間や。

今までは、部室に行けばみんなに会えたのに、明日からは、会おうとしなければ会えないという事実や。

そうして、だんだん道が別れ、事情が変わり。

それでも自分は、あの頃のように会いたいと思うけれど、みんなの気持ちはわからなくて、声を上げるのが怖くなる。

それ、すごくわかります。

家庭を持ち、子ども中心の生活になってからは特に。

ただ友達を誘うのに、ものすごく勇気がいるんです。

だけど、この本のように、一歩踏み出してみたら。

そこには、変わらない繋がりの仲間たちが、待っているのかもしれません。

久しぶりに、学生時代の友達に、会いたくなってきたなあ!

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