調子いい! がずっとつづくカラダの使い方(仲野孝明)

子どもたちの長期休校が決まったとき、絶対に運動不足になるし、ストレスがたまると思って。

室内でできるように、「ずぼらヨガ」の本を試してみたのですが、残念ながら身につきませんでした。

もともと姿勢が悪いせいか、ヨガをやってみても、体がうまく伸びたりほぐれたりする感覚を味わうことができず。

また、運動を日々の習慣に取り入れるには、「ずぼらヨガ」でさえハードルが高かったのです(笑)。

これは、ヨガ以前の問題だ。

生活の基本動作を正しいものにすれば、家事である程度は動いているのだから、きちんと体が使えるようになるはず!

老化防止にも、なるはず!

というわけで、こちらです。

さっそくセルフチェックをしてみたら、猫背を直そうとしていた私は、気づけば反り腰になっていました。

日常の呼吸、立ち方、座り方、歩き方に気をつけるだけで、体調がよくなり、立ち居振舞いも綺麗になるなら、言うことなしです!

…とは言っても、こちらもやはり、一朝一夕に身につけられるわけではなく。

日頃の積み重ねで、習慣にしていくものですね。

ヨガは挫折したけれど、正しい姿勢に戻る背伸びは、気がついたときに続けています。

座骨を座面に立てて座ったり、みぞおちから足を動かして歩いたり。

やってみると、動きも颯爽としているような。

体の使い方を知ることの大切さを、改めて実感しました。

ほかにもさまざまな生活シーンでの体の使い方が書かれているのですが、

「ん? これは、老化防止と同じ?」「あっ、介護の研修で習ったやつだ!」

といった感じで、本当に基本に沿っている内容です。

イラスト入りで、わかりやすいのもいいですね。

まだまだ間違った体の使い方が染みついているので、しばらく正しい姿勢でいると疲れてしまい、やがて本当に合っているのかわからなくなって、余計に崩れてしまうこともたびたびあります。

そんなときには本を開いて背伸びして、自分の背骨の形をイメージするようにしています。

せっかくのステイホーム、自分の体をしっかり労って、使いこなせるようになりたいです!

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