顎の力を抜いてみる

気を抜くと、あいかわらず、体のあちこちに変な力が入る私です。

力を抜くって難しい…。

長年の癖を変えようとしているのだから、単純に時間の積み重ねが足りていないんですよね。

ただ「あ、力が入ってる」と意識できるようになったことが、進歩です。

すると、またひとつ、いらない力みを見つけてしまいました。

何と私、日常的に歯を食いしばっていたんです!

普通に口を閉じていると、上の歯と下の歯が触れあっています。

ところが、本来なら、数ミリ程度の隙間があるのだそうで。

歯がくっついている=歯を食いしばっている状態だったんです。

頭痛や顎関節痛も起こるし、歯にも負担だし、これは嫌だ。

そこで、気づいたときには、顎の力を緩めてみるようにしました。

力を抜くと、変わること

基本が食いしばっているわけですから、意識を向けるたび、常に緩めることになるのですが。

イライラしていたり焦っていたり、気持ちに余裕のないときに、特に力が入っていることがわかりました。

そういうときって、口角も下がっていて、不満と不幸しかないような顔をしています。

自分で見て、すごく嫌な感じでした。

顎の力を抜くと、それだけで口角が少し上がります。

笑顔が作りやすくなり、表情が柔らかくなります。

話すときも、まっすぐに声が出てくるイメージで。

気持ちを表現しやすくなったように感じます。

スポーツ選手が、体の鍛え方や動かし方を習って、記録を伸ばしていくように。

役者さんが、筋肉の使い方や声の出し方などを学んで、表現力を身につけていくように。

自分の体を最大限に活かせる使い方って、本当に大事なんだな、と思いました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする