泳げない気持ち

子どもたちと、プールに行きました。

どちらかというと幼児向けで、水深は浅めの110cm。

泳げない次男は、うきわに乗って足をバタバタ。

「進まないよぅー」

と嘆いているので、足や腰を支えて、

「お膝をまっすぐね! ここから動かしてバタバタだよ!」

自分も泳げないくせに、一人前にバタ足指導しました(笑)。

でも、できるかできないかは別にしても、やり方がわかっているだけで、教えやすさは格段に違いますね!

長男長女の幼少期は、一緒に「進まないねえー」とうきわにしがみついているだけだったので、母も成長した証拠。

スイミングに通ったかいがあります。

フィットネス用のぴたりとしたセパレート水着に、耳栓つきのゴーグルで、いかにも泳げそうな雰囲気を醸し出していた私ですが。

長男にクロールを習い、腕を回すと、やはり沈んでいくのでした…。

けのびとバタ足は「まあまあイケてる」らしいのだけれど。

「お母さんのクロール、変なんだよね! こんなんだよ!」

と、長男が水中で再現してくれた私の動きは、まさに泳げない人のもがき方で、我ながらおかしかったです。

まだ水に対する怖さもあるので、うまく力が抜けていないのだろうな。

ただ、泳げないからこそ、次男の気持ちがよくわかるんですよね。

足のつかない水の中で、どんなふうに触られたり動かされたりしたら怖くて、どうやってサポートしたら安心するか、とか。

泳げる人からしたらつまらないような、浅いところや狭いところでぱちゃぱちゃできたときの、嬉しさや楽しさとか。

できない人の気持ちがわかった上で教えられるのも、能力のひとつだと思います。

――と、胸を張って言えるぐらい、泳げるように。

練習、引き続き頑張ります!

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