「なぜか、いつも夫は他人ゴト。」の、男性向けバージョンのような本かな?
男性向けに書かれていますが、女性が読んでも、いろいろと気づきのある1冊でした。
具体的な喧嘩の会話例とともに、妻の気持ちの動きが解説されているのですが。
読んでいて、どうやら女性は、ひとつの物事から、いろんな過去や未来の出来事を引っ張り出せる、感覚ありきの生き物みたいだなあと思いました。
そして、不安や悲しみが、怒りに転化しやすいのだな、とも。
愛情から来る不安や悲しみを伝えたくても、怒りになってしまった感情で話し始めたら、喧嘩になるのは当然ですね(笑)。
この本では、夫がどのように受け答えし、これから行動したらよいか、ビフォーアフター形式で、改善後の会話例も載っています。
「具体的に、どうしたらいいのか」を知りたい旦那様方にも、向いていそう。
私も、旦那さんに対して、不安や心配を抱くことはあります。
それがイライラにつながり、責めているような物言いになってしまうことにも、思い当たりがあります。
でも、それでは、根っこの愛情は伝わりませんよね。
妻としても「正しくケンカ」できるように、心がけたいと思います。