わたなべぽんさんを真似て、炊飯器の次に挑戦したのが、掃除機です。
確かに、掃除機って重たいから、2階建ての家の中を動くのが、大変でした。
おまけに、そばにはまだ赤ちゃんだった我が子がうろうろ…。
出す→コンセントをさして使う→コンセントをさしかえる→ゴミを処分して片づける、の工程も、改めて考えると手間ですよね。
解消するために、これまでも「掃除機は週2回にする」「1日1ヶ所ずつ掃除機をかける」のは、挑戦してみたのですが。
結局は、掃除機以外の道具を出して、掃除することに変わりないから、手間はたいして減りませんでした。
(掃除をしない、という選択肢は、性格上と環境上、無理でした。)
ならばと、出しっぱなしにしても平気なデザインで、コンセントのさしかえがないコードレス掃除機にしてみたこともあります。
確かに快適なんですが、一軒家全部をくまなく掃除するには、バッテリーがもちませんでした。
1階用と2階用と、2台使うといいのかな? とも思いましたが、その頃は、ちょうど断捨離の真っ最中。
あまり物は増やしたくありませんでした。
あれこれ試行錯誤しながらも、毎日重たい掃除機を持って、家じゅう歩いていたときに、ぽんさんの本を読んだんです。
やめればいいのか!
ぽんさんみたいに、フロアワイパーだけの掃除にしたら、確かに快適そうです。
画期的なアイデアでしたが、ためらいもありました。
毎日使う分、フロアワイパーシートを買うのも、お金がもったいないかも…
結局は掃除機じゃないと取れない汚れも、あるかもしれないし…
でも、ものは試しですよね!
過去にいろんなメーカーのフロアワイパーとシートを使ってみた中から、使いやすさとコスパがいちばんいいと思ったものを準備して、やってみました。
…うん、確かに快適ですね。
始めて3日間ほどは、掃除機より埃が取れていない気がして、もやもやしていましたが。
水拭き効果か、次第に気にならなくなっていきました。
階段も廊下も、畳もフローリングも、シートを取り替えるだけですし、何より軽くてコードレス!
しかし、まだ問題があったのです。
我が家のフロアワイパー問題
うちは昔ながらの日本家屋なので、壁が砂壁なんです。
なので、掃除機をかけても、フロアワイパーをかけても、落ちてくる砂が綺麗に取りきれずに、床が何となくざらつきます。
また、小さな虫がよく出没していて、それもフロアワイパーではうまくとれない。
そして、フロアワイパーのシートは表裏とも使うのですが、そうすると、ワイパー本体に、使用面の埃や髪の毛がついて、それもイライラ…
最後にワイパー本体も磨いていましたが、毎日の手入れも、もっと簡単になったらいいのになあ、と思っていました。
次に挑戦したのは「ほうき」
ミニマリストの方たちは、ほうきを愛用していると聞き。
確かに、ほうき1本で家じゅう掃除できたら、フロアワイパーより手軽そう!
と、今度は、ほうきとちりとりを準備してみました。
細かい砂や埃は、よく取れます。
が…結局、裸足で走り回る子どもたちの皮脂汚れなのか、ぺたぺたした感じが取りきれなかったのと。
部屋ごとにほうきで集め、ちりとりで回収するという流れが、うまく作れなかったのと。
トイレの床は、やはり水拭きでないと、綺麗にならないので、最後にフロアワイパーを出してくることになり…
何度かチャレンジしたあげく、フロアワイパーに戻りました。
現在は、使い捨てを主にしています
環境には、あまり優しくありませんが…
朝イチのハタキかけも、使い捨てのシートを定期的に取り替え。
掃除はフロアワイパーで、シートの表面で床を拭いたら、ワイパーから取り外して折りたたみ、裏面で、棚や手すりやトイレの便器、水回りなどを拭き掃除して、捨てます。
これで、ワイパー本体の汚れはほとんどなく、イライラもなし。
それをくり返して、家じゅう拭き終わったあとに。
ざらつきが取れない場所や、ソファや椅子などの布地部分には、フローリング・カーペット両用のコロコロを使用しています。
ハタキ→フロアワイパー→コロコロで、5LDKを掃除するのに、所要時間は約1時間です。
掃除機時代より、30分ほど短縮できているかな?
フロアワイパーシートを買うのがもったいないかな、と最初にためらった気持ちは、掃除機と比べての手軽さの方が、勝ちましたね(笑)。
掃除に頑張り感が減ってきました
以前は「さて、やるぞー」と気合いを入れて、掃除を始めていましたが。
今は、物を減らしたのと、掃除機をやめた相乗効果で、さくっと掃除に取りかかれるようになりました。
習慣化もできていると思います。
これからは、さらに時短&気軽に、楽しみながらできるように、工夫を重ねていきたいです!