「これまでの靴選びの常識が覆る」というレビューを見てから、ずっと気になっていました。
読んでびっくり!
「常識が覆る」は、本当でした。
合わない靴を履いているせいで、足のトラブルが起きる。
しかも、その大半は、「大きすぎる靴」によるものなのだそうです。
きつい靴より、ゆったりした靴の方が、足には良いと思い込んでいましたが…。
そこからして、すでに間違っていたのです。
自分に合う靴が見つからない理由を、昨今の靴業界の実情とともに、わかりやすく説明してくれています。
その上で、正しいサイズの測り方や試着のポイント、さらには市販のインソールを使った細かい調整方法まで、丁寧に書かれていました。
合わない靴を履き続けることで起こる、足と体のトラブルについても、解説されています。
読んでいる途中で、娘に手伝ってもらい、自分の足を測りました。
今まで信じていたサイズと、ずれがあります。
読み終わってから、手持ちの靴をすべて履いてみました。
見事に、どれも「大きすぎる靴」です。
このまま靴屋に駆け込みたくなるような、ためになる1冊でした。