護符と呪文の秘密 アミュレット、タリスマン、チャームの不思議(マリアン・グリーン)

図書館の新着コーナーに並んでいて、つい借りてしまいました。

こういうの、惹かれるんですよね。

大人になってから、改めて深掘りすることはなかったけれど。

こうして何となく手にとってしまうぐらいには、やっぱり好きなんだな、と。

セーラームーンやふしぎ遊戯、CLAMPさんや荻原規子さんなどに影響を受けた青春期には、陰陽道や魔術や神話の本を読んで、わくわくしていました。

昔は、自身が現実から逃れたり相対したりするための、異世界としての楽しみでしたが。

今は、現実に息づいているファンタジーを楽しむ感覚ですね。

たとえば、子どもの頃のおまじないを、なんとなく続けてしまうような。

潜在意識や言葉、環境の力をうまく使って、生きやすさにアプローチするような。

団体のモットー、国歌の歌詞、広告の宣伝文句、「1日1個のリンゴで医者知らず」などのことわざも、頻繁に唱えられればまじないになりうる。

苦しい試合でチームのスローガンが勝利に貢献したり、広告のキャッチコピーで売り上げが伸びるのはその例である。

という一節のような。

古代からの知識は、目には見えない物事に、深みを与えてくれます。

不思議のかけらがたくさんある世界は、楽しいです!

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