とある小学校の先生の、Standfmを聴かせていただいて、改めて感じたことがありました。
https://stand.fm/episodes/64b534b7abfc57f5efa74f52
【人を信じ抜き、自分を疑う】
私の住んでいる地域では、通知表は、親と担任が面談をして受け取ります。
先生は、短い時間の中で、子どもの頑張りと課題を伝え、親の気持ちを汲み、
よりよい関係性を築くために、きっとすごく頑張ってくださっているのだろうな…と思います。
「とっても頑張っていて、気持ちとしてはA評価をあげたいのですが、それができなくてすみません」
と、面談でおっしゃる先生も多いです。
私にとって、子どもの通知表は、社会的な評価として受け止めるべきで、親が判断するものではないですし、
数字での評価項目に表れない部分も、しっかりと見てくださっているのだな…と感じられる先生だと、信頼こそすれ、通知表に異議などなくw
この、お互いへの信頼感を育むのが、親の仕事なんですよね。
私が保護者として、先生と向き合うときに、いちばん大事にしたいと思っているのが、
「限界まで先生を信じること」です。
価値観や教育方針の違い、子どもや親との相性の良し悪しは、確かにあるんですけれども。
同じ「この子が健やかに育つために」を思う相手なので、できるだけ不信感を抱かないようにしたいんです。
#子どもにも伝わるし
もちろん、子どもが「先生からの理解を得られない」ことで、苦しむときもあります。
私が子どもの発達障害グレーゾーンと向き合い始めて、7年ほど経ちました。
この数年で、保護者も、サポートしてくださる先生方も、かなり理解が浸透したな…と感じています。
当初はなかなかうまく伝えられなくて、小さなすれ違いが不信感に繋がることもありました。
私の側にも、
「先生は忙しそうだから、煩わせるのは申し訳なくて、話しにくいな」
「あまり言うと、モンスターペアレントにならないかな」
という遠慮や、
「わが家が悩んで出した子育て方針を、否定されるのはしんどいな」
などの悩みもあったので、よけいに。
でも、7年間あれこれやってみて、やっぱり密なコミュニケーションで、信頼を積み重ねていくのがいちばんいいのだと思いました。
わが子のことは、いちばんに信じたいし、寄り添いたい。
だからこそ、先生と価値観や方針が違ったとしても、何とか擦り合わせながら、子どもを安心して通わせてあげたい。
夏休み前のタイミングで、このStandfmを聴いて、改めて自分の思いを確認することができました。
自分の子育てで、大切にしている軸はあるけれど、それが独りよがりになっていないか、常に疑う目線は忘れないように。
わが子と、先生のことを、信じ抜けるように。
この気持ちで、新学期を迎えたいです!