「折り染め」というものを、初体験してきました!
【芸術に失敗はない!】
子どもの小学校での、親子体験行事です。
まずは、A3ぐらいの大きさの和紙が、参加者に配られました。
#障子紙みたいな手ざわり
それを、500円玉サイズほどの、正三角形に折っていきます!
#折り方はいろいろあるらしい
#基本の正三角形
で、その三角に折った和紙を、きゅっと持って、角や辺を色水に浸し、染めていきます。
講師のかたが、
「こんなふうに色を入れると、こうなります」と実演してくださったのですが…、
すごいんです! 魔法みたい!
ごちゃごちゃと色が混じって、黒みがかった三角形を開くと、
お花が咲いたような、それはそれは美しい模様が出てくるんです!
見ていた子どもたちが「わあっ…!」と歓声を上げ、大人も思わず息をのみました。
最初の折りが正確であればあるほど、綺麗な左右対称の模様ができるそうです。
また、染めるときに、紙をしっかりと押さえると、柄がにじみにくいとのこと。
とはいえ、あえての左右非対称や、大ぶりににじませた柄も、また素敵です。
「折り染めに、失敗はないんですよ」
とは、なんて素晴らしい芸術なんでしょうか!
私と息子たちも、さっそく挑戦しました。
きっちり折り目をつけていく、職人気質の長男と、
うまくいかないんだけど、言われたとおりに寸分のズレもなく折りたい次男。
#大ざっぱと適当さが仇になり
#正じゃない三角形を折る母w
染めるときも、頭の中で、綿密に色彩を描いているらしい長男と、
たくさんの色を使って、カラフルにしたい次男。
#とりあえず好きな色から浸してみる母ww
それぞれの性格が出ますね!
思い描いたとおりに染まる嬉しさや、予想外の模様が出てくる驚きや。
どんなふうになっても“失敗”はない、素敵なアート!
同じ紙と色水から作られた、ひとつとして同じ模様にならない作品が、
まさに“個性”“らしさ”なんだなあ、と思いました。
そして、紙の上に表れた、たくさんの色彩のような、
「わあ!」「すごい!」「綺麗!」「楽しい!」
カラフルな気持ちが生まれる、折り染め体験でした。