虫恐怖症な母のために、娘があれこれ思考しておりましたw
【理性を超えてくるもの】
「思ったんだけどね。やっぱり準備とシミュレーションが大事なのよね」
娘が語るには、
“虫は天災のようなもの。
地震がきたときは、頭を守って、ここの机の下にまず潜って…、
って、対策と流れがわかっていれば、落ち着いて動けるでしょ。
虫がもし上から飛んできたら、まず頭を振って避けて、それから…”
微に入り細を穿ち、シミュレーションを重ねてくれました。
「私も虫怖いけど、嫌だけど、予測と対策でなんとかできるのではないかと思った」とのこと。
#素晴らしい!
#母は無理ですゴメンナサイ
けれど、そんな娘も、
「どれだけ対策しても、シミュレーションしても、大きな音だけは無理!」
だそうなのです。
#花火音やピストル音
#怖くてたまらないらしい
私は逆に、大きい音はびっくりするし、得意ではないけれど、
心の準備をしていれば、大きく取り乱すことはありません。
親子で語りあっていて、
「論理的に、理性で克服できないものが、恐怖症になるのかもね」
という結論に落ち着きました。
わかっていても、怖い。
というのは、生きていく上で不便ではあるけれども、
“理屈じゃない”感情は、恐怖に限らず。
何かを見て感動することも、誰かに恋をすることも、
理性を超えてくるものに、心を揺さぶられる体験を、たくさんしてきて、
しんどいこと以上に、喜びがあったなと思うので。
いろんなことを考え抜いた上で、「怖い」を感情のまま抱きしめられる娘は、
きっと感性豊かに、たくさんの幸せを感じられるのではないかな。
そんなふうに、思いました。
子どもの未来に、幸多かれと祈ります!!