「自分の気持ちは、自分で選べる」のだと、わかった私ですが。
日常のイライラは、なかなかの強敵です(笑)。
行事ごとで、生活リズムが崩れざるを得ないときは、特に。
自分も子どもたちも疲れているので、気持ちがささくれやすくなります。
先日、すっかり夜遅くなり、私がひとり洗濯物を干している横で、テレビに夢中の子どもたちと旦那さん。
「私だって疲れているし、休みたい」「でも洗濯物をためたら、明日がしんどい」「子どもたちだって、そろそろ寝てくれないと、明日起こすのが大変」「旦那さんは朝は自分のことしかしてくれないから、結局私が苦労する」
…かくして、母はイライラMAXモードに突入します。
手伝ってくれるか、先に寝てくれるかしてほしい気持ちを、やんわりと伝えるのですが、これまた誰も聞いていない。
「早く寝てよ! 明日ちゃんと起きてよ!」「寝ないなら手伝ってよ!」と声を上げかけて、ふと思い立ちました。
そうだ、音楽を聴こう
スマホができて、本当に便利になったと思います。
YouTubeを起動して、自分の好きな歌を流しながら、洗濯物を干しました。
すると、どうでしょう。
先ほどまでのイライラはどこへやら、実に穏やかな気分で、私はひとり家事を終えたのです。
いっぱいいっぱいになっているときは、永遠に続くかのように思われる、イライラと家事。
拍子抜けするぐらいに、あっさりと終わりました。
何だ。「気持ちを選ぶ」って、こんなに簡単にできるものなんだ。
ポイントさえ切り替えできれば、あとはまっすぐ続くレールのように、心地よい精神状態になっていくんだ。
難しいのは、最初に自分で気がつけるかどうかだけ。
そして、それができたということが、ひとつの自信になりました。
鼻歌を歌いながら、今夜は気持ちよく眠りに落ちます。