倉橋燿子さん!
昔、ティーンズハートで読んでた!

わたしは、泣きたくないのに涙が出てきちゃう、メイちゃんタイプ。
子どもの頃はよく、叱られて泣いて、泣かないの! と言われて泣いて。
言葉になる前に、涙として出てきちゃうんですよね。
そんな記憶があります。
だけど、泣けないリンちゃんの気持ちも、わかるなあ。
どちらの部分も、誰もが持っているんじゃないかな。
ふたりの女の子が出会い、揺れ動き、成長していくさまは、
読んでいてすごく浸透してくる物語だったのですが。
わたし、このお母さんが、どうにもだめだった…。
小説を読んで、特定のキャラクターに著しく腹が立つって、あまりないのだけれど。
いや、この行動はないだろ…。もうちょっと色眼鏡外そうよ…。って。
少女たちが爽やかに変化していくから、よけいにお母さんの変化の鈍さが腹立たしいというか。
自分のことは棚に上げてますけれども。
児童文学なので、あえてそういう演出と展開になったのだろうと思いつつも。
お母さんのことは、最後まで受け入れられないままでした。
キャラクターの強さに引っ張られはしましたが、
メイちゃんとリンちゃんは、素敵だった! 青春だった!
彼女たちの未来に幸あれと、心の底から願いたくなるふたりでした。