お米と私

…というテーマの作文が、小中学校の夏休みのたびに宿題に出た記憶がありますが。

私は、1日1回はお米を食べたい派です。

いつからそんなふうに思うようになったんだろう?

人生40年を、ふり返ってみました。

まず実家暮らしの頃は、母の手料理はごはんとおかずの和食が中心で、そもそも「お米を食べたい!」と考えることがなく。

一人暮らしを始めてからは、もちろんお米も食べましたが、パンや麺や粉もので1日を終えても、まったく気になりませんでした。

心底「お米がいちばん!」だと実感したのは、長女の産後ですね。

完全母乳だったので、とにかくお腹が空いてたまらなかったのですが。

乳が張りやすい体質だったため、お米とみそ汁の和食でないと、体がつらくていられなかったんです。

お米、最高です!

出産を機に、何となく「1日1回はお米を食べたい」と思っている気がします。

そういえばうちの両親も、還暦を過ぎたあたりから、「うどんやお蕎麦を食べても、やっぱり最後にお米をひとくち食べたくなる」と言っていました。

その気持ち、今はよくわかります。

うどん蕎麦だけでなく、焼きそばやラーメン、お好み焼きなどを食べるときには、ごはんものもセットにしたくなる。

量的に無理なので、パスタと同時にリゾットやドリアを食べることは、さすがにないけれど…(笑)。

お昼に麺かパンを食べたら、夜は絶対にお米ですね。

生まれたときから毎日そこにあって、特別な感情を持たなかったけれど、しんどかった産後を支えてくれたお米。ないと寂しいお米。

空気とか水とか、親とか子どもとか、そういう「あたり前だけれどあたり前でない」存在と一緒なのかもしれません。

感謝も新たに、今日もごはんをいただきます。

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