
【noteエッセイ】海を見に行く
今日は、海を見に行こう、と決めていた。歩いて5分ほどで海に着くのに、近いがゆえに、わざわざ目的地にすることが減っていたのだ。海を見ると決め...
今日は、海を見に行こう、と決めていた。歩いて5分ほどで海に着くのに、近いがゆえに、わざわざ目的地にすることが減っていたのだ。海を見ると決め...
文章を書くときは、感情が散らばっている。 形のないものを、ひとつずつ、言葉に落とし込む。 整えるんだけれど、整えない。 ...
子どもの頃、タラの白子が食べられなかった。 地元で「ダダミ」と呼ばれていたそれは、わが家ではみそ汁の具材であり、 魚の香りが漂...
年末年始は、イレギュラーな予定が増える。 いつもと同じことを、同じようにしようとすると、どこかで時間の帳尻を合わせなければならない。...
私は、現実想像問わず、血の流れる怖い話が苦手である。 殺人事件のドラマが点いていると、目と耳を塞いで逃げるし、 お化け屋敷では...
私が何かを“作る”とき。 “引き算”を楽しめるようになったとき、 “余白”を味わえるようになったとき、 作るのが、好きに...
ついに今日、小学生の息子に打ち明けたのだ。 「お母さんは、実は、サンタ組合の組合員なんだ…」と。 「世界には、すごくお金持ちの...
先週末は、ゴロゴロと過ごしていた。 ここ1ヶ月ぐらい、時間が飛ぶように過ぎる感覚で。 ふっと気力が途切れたのか、 「今日...
「子どもには、自身で育つ力がある」とは言うけれど。 知覚過敏で、とにかく偏食、 野菜をほとんど食べないわが子のことが、心配だっ...
急いでいて、ドアに頭をぶつけた。 時間がないときに限って、そういうことがよくあるので、 「痛っ! もう!」と、イライラしがちな...