
【noteエッセイ】言葉のやさしさは、子どもが教えてくれた
もう、ずいぶん昔のことになります。 子どもが、学校に行けなくなった日。それまで快活だった子が、しゃべらなくなり、笑わなくなりました。...
もう、ずいぶん昔のことになります。 子どもが、学校に行けなくなった日。それまで快活だった子が、しゃべらなくなり、笑わなくなりました。...
読むことと書くこと。それは私にとって、呼吸のようなものだと思っている。 吸って、吐く。吐いたらまた、自然と吸いたくなる。乱れると、な...
私は、子どもの頃から、文章を、感覚だけで書ききってきました。 結論を決めて、構成を考えるよりも、いま自分の真ん中にある気持ちを、その...
「自分に負けない」って、いったいどういうことなのだろう。 昔の私は、がんばり続けることだと思っていた。 立ち止まったら負け。あ...
子どもの頃から、かれこれ30年以上、何かを書いている。 昔は、自分で書いた文章を読み返すのが嫌いだった。 恥ずかしいとか、うま...
浜沿いの、車が通らない裏道を歩く。 干したわかめが、風にはためいている。 ぷんと、磯の香りがした。 海を見つめて、軒先に...
本を読むために、本を読み返しています。 シリーズ物の新刊が、久しぶりに出たときは、既刊から読み返すのが好きなのです。 いちばん...
朝起きて、ふとんの上で伸びをする。 外はまだ仄暗い。 ああ、今日もいい一日だ。 自分にそっと呟いてから、するりとふとんを...
「これ、食べてみたい!」 外食先でメニューを開いて、子どもが目をきらきらさせるとき、 私の頭の中によぎるのは、いつも同じ思考だ...
小3の息子は、冷凍のからあげが、最近お気に入りである。 レンジ調理できるものなので、自分で作ってもらっている。 ひとつずつ、で...