子どもが体調を崩すたび、思うこと。
あたり前なんだけれども、自分の体や心の痛みは、
自分で引き受けるしかないのだなあ、と。
どんなに小さな子でも、例外はない。
代われるものなら代わりたい、という祈りは、現実にはならない真実で。
だからこそ、私は何ができるかな、を考える。
そばにいること。
声をかけること。
手を握ること。
水を差し出すこと。
毛布をかけなおすこと。
泣いていいよ、と、言うこと。
それらはどれも、痛みを取ってあげることはできないけれど、
「ひとりで痛みを抱えこまなくていいよ」と伝えることはできる。
私はいつも、ただ隣で、できることをひとつずつ。
それが、私の祈りの形。
