エッセイ一覧

鷺氏の学び

さやさやと、草を揺らして流れる川の真ん中に、鷺が一羽、立っていた。 足だけを濡らしたまま、微動だにしない。涼しさを含んだ風が吹き抜け...

詩を書くひと

なんでもない風景を、物語のように書けるひとに、憧れる。 人生は物語で、日常も物語だと思っている。私の目にも、なんでもない風景が、美し...

器の大きさ

カフェで隣り合わせた、二人連れのご婦人。70代後半ぐらいだろうか。ゆっくりとパスタやポテトをつまみながら、話に花を咲かせていた。 声...