【note詩】さくらいろ

美しいひとは いつだって桜の色だった 垢抜けた少女は桜色の頬をしていたし 憧れのお姉さんは桜色の爪をしていた あのひとは...

【note詩】忘れる

いま考えていたものごとがさらさらと音を立てて流れてゆく砂時計の砂が落ちるように ふと浮かんだ言葉のかけらがぷくりと表れては消えてゆく...

【note詩】ぴたり

私にぴたりと合う腕を探してる この人かしら あの人かしら腕から腕を 渡り歩く あなたの腕は ぴたりと合うわでも私 知っている ...