友達に貸してもらった本です。
「前回お茶したときに、好みをいろいろ聞いたから、よさそうなのをいくつか持ってきたよ」と、届けに来てくれました。
私のために選んでくれたのも、久しぶりに小説を開くのも、嬉しい!
初めて読んだ作家さんだったのですが、おもしろかったです。
「ええー、まさかのそっち!?」
思わず声を上げてしまう、気持ちのいいどんでん返し。
ということは、ここが実はこうで、これがそうだったのか!
読み返して、すっかりだまされていたことに感嘆しました。
自分ではミステリものはあまり買わないので、それもまた新鮮で、友達選書ならではの楽しみですね。
子どもを生んでから、あまり人から本を借りることがありませんでした。
「貸してもらった本」って、好みに合わなくても、最後まで読まなきゃいけない気がしてしまうので。
独身の間は、合う合わない含めて乱読を楽しんでいたけれど、子育て中は時間が限られているため、どうしても保守的になってしまいます。
確実におもしろいものに、自分時間を使いたいから。
――でも、やっぱり、自分だけではたどり着けない世界を味わえるのが、読書の醍醐味です。
友達のおかげで、本好きの原点を思い出すことができました。
次の小説も楽しみだなあ!