置かれた場所で咲きなさい(渡辺和子)

面倒だから、しよう」が、今の自分にすっぽりとはまり、心地よかったので。

第1弾のほうも、改めて買ってきました。

前に読んだときよりも、素直に受け止められる!

違いは、たぶん「今は、ここが私の居場所」だと、覚悟が決まっていることです。

昔は、「本当の自分はこうじゃない」「私の輝ける場所は他にある」という気持ちが、どこかにありました。

結婚して、子どもが生まれて、親として女性として、幸せではあったけれど。

一個人の人生としてふり返れば、いちばん自分を抑えていた時期でもあり、根を張る場所を見失っていたのでしょう。

今は、場所を言い訳にせずに、咲くための努力をしたいと思えます。

――とはいえ「育児と介護に力を注ぎ、この家を守るのだ!」というような種類の覚悟ではないので(笑)。

自己研鑽の戒めとしての、「置かれた場所で咲きなさい」であり。

今この瞬間を、よりよく生きようと踏ん張るための、「置かれた場所で咲いてみよう」ですね。

こうして受け取り方が変わる体験をするたび、人は変化する生き物なのだということを実感して。

歳の重ねがいがある、と喜びを噛みしめるのです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする